この記事では、ポケモンのデータが公開されているPokeAPIの使い方とPythonによるデータの取得方法を解説します。
まず、私がPokeAPIで作ったウェブアプリのご紹介をします。
ポケモンを色別に検索できるWebアプリとポケモンの名前あてクイズです。
以下に2つのリンクを貼っておきます。
皆さんも、PokeAPIを活用して面白いアプリを作ってみてください。
PokeAPIとは
PokeAPIは、簡単に言うとポケモンのデータを取得できるデータベースのようなものです。
このデータベースにアクセスして、データを取り、取ったデータをWebページに表示するという流れでアプリを作ることができます。
取得できるデータ例
PokeAPIで取得できるデータの例をあげます。
- 図鑑番号
- 名前
- タイプ
- 画像
- 高さ
- 重さ
などのデータを取得できます。
Pythonのサンプルコード
以下にPythonによるデータ取得のサンプルコードを貼ります。
これは、ピカチュウのデータ(名前、id、画像、タイプ)を取得するコードです。
import requests
url = "https://pokeapi.co/api/v2/pokemon/pikachu/"
r = requests.get(url, timeout=5)
r = r.json()
id = r['id']
name = r['name']
image = r['sprites']['front_default']
types = r['types'][0]['type']['name']
print(id)
print(name)
print(image)
print(types)
プログラムの解説
このプログラムの解説です。
2行目:urlを指定する
url = "https://pokeapi.co/api/v2/pokemon/pikachu/"
URLの末尾が「pikachu」となっています。
この部分に、ポケモンの名前を入れることで当該のポケモンのデータが取得できます。
名前は、英語で入れます。
例えば、フシギダネのデータを取得するには、英語名の「bulbasaur」と指定する必要があります。
英語名だけでなく、idでデータを取得することもできます。
idは、ポケモンの図鑑番号です。
1だったら、おなじみのフシギダネ。151は、伝説のポケモン「ミュウ」です。
4〜8行目「jsonデータの取得」
データは、json形式で取得できます。
取得したデータを変数nameに入れます。
r = requests.get(url, timeout=5)
r = r.json()
name = r['name']
JSONについて
PokeAPIはJSON形式のデータを扱います。JSONについては以下の参考サイトをご覧ください。
JSONの形式を完全理解して読み書きできるようになるための記事
note記事
PokeAPIを利用したアプリの制作日記をnoteに書きました。よろしければご覧ください。
以下、リンクを貼ります。
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